【映画】テケテケ(2009)【感想】
都市伝説Jホラー映画。白石監督の「ノロイ」は大好きJホラーの1つです。
大橋可奈のクラスメイトである関口綾花が、下半身のない死体で発見された―。この事件を機に、学校では“テケテケ”の話しで持ちきりである。この噂は、可奈の耳にも入ってきた。“テケテケ”を見た者は、72時間以内に必ず死ぬ。可奈は、都市伝説について調べるため図書館へおもむくが、そこで偶然、可奈の従兄弟であり、女子大生の平山理絵と出くわす。理絵は、大学の心理学科に通い、都市伝説に関する卒業論文をまとめていた。理絵の話によれば、“テケテケ”のルーツは、兵庫県の加古川で、戦後間もなく起こった女性の鉄道投身自殺にあるという。2人は早速、加古川へ向うことにする。加古川で2人は、地元の大学を訪れ、理絵の教授から紹介された行方教授と助手の武田慎から鉄道投身自殺した“カシマレイコ”という女性について話を聞く。許された時間は72時間。そう、可奈は“テケテケ”を見てしまっていた…。(C)2009 アートポート
単刀直入に言うと怖くないホラー映画。
設定などなど面白いのでちょっと勿体無い気も…。役者さんの演技はなかなか良いです。
何故怖くないかというと
テケテケが出てくる時「テケテケテケ…」という接近音があるため(しかも音はなんかかわいい)。
もうどこで出てくるか分かる。音でまるわかり。
いつ襲ってくるのかわからないという恐怖はない。
なのに追いつかれる恐怖というものも感じられない。むしろ主人公は何故追いつかれなかったのかと思うレベル。だってテケテケは乗用車に追いすがれるほど速いんですよ…。
テケテケに顔近づけられていときはコワイんですけどね…観終わると全然怖くない、不思議。
安心して観られるホラー映画です。
ゴア表現も過剰ではないので初心者/入門的にもオススメです。コワクナイヨ―。