Shilhouette

せっかくなんで観た映画を徒然なるままに

ここ一ヶ月観た中で、個人的に残念だった作品の感想

結構観る前に自分の好みで選ぶタイプなんですが、外すこともあります。

昔のジャケ買いみたいな感じで映画を選びますので。

数多くの映像作品が在る中で、全てが自分の好みに適うというわけではないですし、私の好みは俗っぽくオタクっぽいので。

 

視聴してどうしても集中できなかった作品をせっかくなので軽いネタバレ感想とともに記録。

 

ハウンター/Hunter(2014)

霧の深いある朝、リサは奇妙なことに気づく。朝から昨日と同じ事の繰り返しなのだ。そして彼女は、自分が16歳の誕生日の前日を毎日繰り返し過ごしていることに気が付く。しかし、庭の外に出ようにも、なぜか外に出られない。一体何が起きているのか?彼女が家中を調べ始めると、その家に住む“もう一人の少女”の存在に気が付き、ある驚愕の真実にたどり着く。HAUNTER (COPPERHEART) PRODUCTIONS INC. (C)COPYRIGHT 2013

ループ系ホラーということで視聴。

綺麗でした。そして面白かったけど、魅力はなかった…。

しかも”いい作品”なだけにツッコミどころがそんなにないんです。

まさかそれが私にとって欠点化するとは…!

【映画】The L∞P 終わらない夏休み/Mine Games (2012)【感想】 - Shilhouette

邦題が残念だった「ザ・ループ」の方がもうツッコミ満載というか作品としては多分面白く無い方なのに、何故なのか…!?

最初は主人公の女の子の反抗期特有というか、抜け出せないループ状態に諦めちゃったためか、ウダウダ感に「今の違和感はループの脱出の契機になるでしょ、動こうよ」みたいにイラッとしたりもしたけれど…徐々に可愛くなってきます。後半にやる気が出てきた主人公ちゃんは思わず応援してしまいます。

世界観も面白い。地縛霊となった幽霊がいる世界がループ世界。「シックスセンス」や「アザーズ」、「アナザー」などもそうでしょうか?幽霊はみたいものしか見ない、という特性のもう一つの表現世界――”死んだ日の一日をずっと繰り返している”ことがこの映画でのループの本質です。

この設定に感心していたのですが…オチのせいでしょうか?

囚われていた犠牲者の霊が諸悪の根源/加害者の悪霊を地獄送りにするという…解決策としては妥当…なんですが…。

自分たちを閉じ込めていた悪霊を打破し、主人公ちゃんは成仏(?)。今まで来なかった誕生日を死後の世界で家族と迎えて幸せそうにする…。

でも死んでるんですよ、その誕生日は実際に来なかった日なんですよ、むしろ死して尚、誕生日を家族で迎えるなら生きてるって何?みたいなモヤモヤに広がるためでしょうか…。

あと最後になんだか主人公ちゃんを呼ぶ声が聞こえているようですが…。

このエンディングで観終わって、何故か釈然としないのです。どうしてかわからないのですが、これで終わりなのかー、となんだか残念に感じてしまうのです。

あんまり難しく考えなくてもいいと思いますが、個人的には可もなく不可もなく、といった映画でした…(もったいないなぁ)

 

ブリッジ〜国境に潜む闇#1~4

ある夜、アメリカとメキシコにかかる国境の橋に、
女性の死体が遺棄される。
死体は国境で真っ二つに分断されていた・・・

120カ国以上で放送の大ヒットハリウッド・ドラマ!
人気北欧ドラマをハリウッドならではのビッグスケールで
ダイナミックにリメイク! 『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』に続きSPOが贈る、極上サスペンス!

 ハリウッド版のブリッジです。本家(北欧版)ブリッジをレンタルしようと思ったのですが見当らず、代わりに借りてみたのですが…

なんとも言いがたい魅力の無さ…

 本家も未視聴ですがCMを観たとき感じたあの空気がない。なんでしょう…冷たい薄明かりの中に浮かぶ犯罪という感じではなく、茹だるような暑さの中に干からびる犯罪というか?CSIマイアミっぽい色調?

字幕/吹替双方で目を通すのですが、吹き替え版の声優さんが「BONES」のテンペランス・ブレナンを担当した湯屋敦子さんだったこともまた…。「BONES」は好きなんです。でも…それゆえに

ブリッジの主人公がブレナン博士と被ってしまうんです!!!

キャラも(賢いのに空気が読めず、周囲を巻き込むところとか)被ってしまって…観てる途中でBONESもシーズン長いなぁ…等と集中できなくなってしまい…結局ほとんど頭に入らないまま四話まで観て返却。

続きが気になるには気になっているのですが…。

やっぱり本家を観たいなぁという思いが募り、どうにも見続けられませんでした。

 

 

以上の5作品…といっても「ザ・ブリッジ」は4話まで見たためで、正確には2作品ですが、個人的に残念だった作品です。

もしかしたら改めて観たらその魅力に気づくかもと思いつつ、今はそんな気力も出ずに了。